

イラストの専門学校を利用するか、独学でイラストレーターを目指すかで悩む人もいるでしょう。
自分に合っているのはどちらかを選び出すために比較しておきたい7つのポイントを紹介します。
どちらにもメリットがあるので自分なりの考えで選べるようになりましょう。
学びやすさに関する4つのポイント

イラストの勉強をする上では学びやすい方法を選ぶのは大切です。
前向きな気持ちで学び続けて実力を伸ばし、イラストレーターとして働けるようになるためには学びやすさを重視するに越したことはありません。
専門学校を利用する場合と独学で学ぶ場合とで比較しておきたい4つのポイントを紹介します。
(参考になったサイト)『私が絶対おすすめするイラスト・アニメ・デザイン専門学校・通信講座ランキング』
カリキュラムの有無
専門学校に通うとの独学とで大きく違うのはカリキュラムがあるかないかです。
イラストの勉強はある意味では自由なので独学の場合には自分なりにやり方を決めて取り組む必要があります。
専門学校の場合にはカリキュラムが決まっていて、イラストレーターになるための内容を広く盛り込んであるのが特徴です。
内容の自由度の高さでは独学が優れていますが、選び方次第ではなかなか成長できずに困るでしょう。
その点で専門学校なら安心感があり、着実に実力を伸ばせるカリキュラムになっています。
勉強する時間の自由度
勉強するときはいつが良いかを考えてみると専門学校で学ぶよりも独学が良いという人もいるでしょう。
独学の場合にはいつ勉強しても構わないので、朝一番にイラストを描き始めても、夜中になってから参考書を読んでも良いのが魅力です。
専門学校の場合にはほとんどは昼間に授業が組まれていて、一日に何時間も勉強しなければなりません。
土日は休みで平日は全て授業というのが一般的になっています。
独学なら逆に土日に勉強して平日は仕事をしても遊んでも構わないのです。
疑問の解決しやすさ
疑問を解決しやすいかどうかにはかなり大きな違いがあります。
この理論に基づいてイラストを描くときには具体的にどうしたら良いのだろうと疑問になることもあるでしょう。
色遣いが本当に正しいのか、輪郭の描き方はこれがベストなのかと疑問は次々に湧いてくるかもしれません。
そのようなときに独学では自分で調べるしかありませんが、専門学校なら講師や周囲に質問することができます。
特に講師はプロなので適切に答えてくれて、すぐに疑問を解決できます。
周囲からの刺激の有無
周囲に同じようにイラストを学んでいる人がいるかどうかも大きな違いです。
独学では基本的には一人きりで周囲から刺激を受けることはありません。
しかし、専門学校なら一緒に学ぶ仲間も、競い合うライバルも手に入ります。
その刺激が勉強のモチベーションになる人もいるでしょう。
就職しやすさに関する3つのポイント

イラストについて勉強してから就職したいという人はイラストレーターにどのくらいなりやすいかについても比較してみるのが大切です。
どれだけ実力を付けられても働けなければ意味がないという人には特に重視するのがおすすめのポイントです。
特に重要な3つのポイントを紹介するのでじっくりと比較してみましょう。
学歴の有無
就職に際して履歴書に書く学歴が手に入るのは専門学校の特徴です。
イラストレーターとしての力を育んできたことを書類ではっきりと示せるようになるので、独学で学歴がない人に比べると就職の選考で有利になれるでしょう。
書類選考を通れるかどうかが心配な人には専門学校で学ぶのがおすすめです。
展示会への参加しやすさ
自分で描いたイラストを展示会に出してアピールするのはスカウトを受けるのに有効な方法です。
展示会への参加のしやすさにも専門学校に通う場合と独学では違いがあります。
専門学校では展示会への推薦をしてくれることが多く、授業中に描いたイラストが講師の目に留まれば何度も出展できる可能性があるでしょう。
しかし、独学の場合にはこのような形で有利な立場で応募できることはありません。
個人の出展はもともと知名度が高くないと難しい場合も多く、アピールの機会を手に入れるのに苦労しがちです。
職業紹介の受けやすさ
イラストレーターの就職活動のときには職業紹介を受ける方法がよく選ばれています。
技術職なので腕の良さやセンスをきちんと就職先に理解してもらうことが必要になるからです。
職業紹介の受けやすさについては専門学校に通っても、独学で学んでも民間の人材紹介会社を利用することが可能です。
ただ、専門学校の場合には学校自体が職業の斡旋をすることができるため、大抵の学校には職業紹介をしてもらえる仕組みがあります。
そのため、職業紹介を受けられる可能性は専門学校で学んだ方が飛躍的に高くなるのです。
まとめ

専門学校で学ぶことも独学することもできるのはイラストの特徴ですが、学びやすさや就職のしやすさにはかなりの違いがあることがわかったでしょうか。
自分に合っているのはどちらなのかをよく考えて選ぶようにしましょう。